最近の研究

  • 宇宙背景ニュートリノ崩壊探索とそれに用いる超伝導赤外線検出器の開発(2006-現在)

    宇宙背景ニュートリノ崩壊探索の提案(2012年)
    JPSJ 81 (2012) 024101

  • 新学術領域研究「ニュートリノフロンティアの融合と進化(2013-2017年度)」 計画研究「宇宙背景ニュートリノの崩壊探索に用いる超伝導赤外線検出器の開発」
  • 14TeV陽子・陽子衝突実験ATLASによるヒッグス粒子の研究 (2005-現在)

    ヒッグス粒子の発見(2012年)
    Phys.Lett. B716 (2012) 1-29

  • 重心系エネルギー2TeV陽子反陽子衝突実験(CDF実験) (1980-現在)

    トップクォークの発見(1994年)
    Phys. Rev. Lett. 73 (1994) 225-231
    Phys. Rev. D50 (1994) 2966-3026

    Bc中間子の発見(1998年)
    Phys. Rev. Lett. 81 (1998) 2432-2437
    Phys. Rev. D58 (1998) 112004

    Bs中間子の粒子・反粒子振動の発見(2006年)
    Phys.Rev.Lett. 97 (2006) 242003
    Phys.Rev.Lett. 97 (2006) 062003

    特定領域研究「フレーバー物理の新展開(2006-2011年度)」 計画研究「陽子反陽子衝突実験CDFによるトップとボトム・フレーバーの物理」 特定領域研究(A)「質量起源と超対称性物理の研究(2001-2005年度)」
  • CDF実験データ収集終了(2011年9月)
    Tevatron Timeline (Tevatron加速器実験の歴史) 下記の写真記録等が掲載されている。

    Tevatron produces final proton-antiproton collisions; experiments have collected about 10 inverse femtobarns of data each; data analysis will continue for several years. Tevatron operation ended on September 30, 2011. Tevatron.

    衝突型加速器が最後の陽子・反陽子衝突を生成。CDF実験とD0実験は、それぞれ約10fb^-1相当のデータを収集した。データ解析は今後数年続く。Tevatron加速器は2011年9月30日に運転を終了した。
    Discovery of Bc meson, the last of the quark-antiquark pairs known to exist. Tsukuba University physicist Shin-Hong Kim, of CDF, discussed the discovery of a new meson at a Fermilab seminar on March 5, 1998.

    最後の基本中間子であるBc中間子の発見。1998年3月5日に、CDF実験グループの筑波大学研究者 金信弘がフェルミ研究所セミナーで新中間子の発見を報告した。